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低・中所得国の母子・青少年にGFF

グローバル・ファイナンシング・ファシリティと

協力して未来を届けよう

日本のリーダーへの要望事項

 私たち若者は、グローバルヘルスが世界の最重要課題の一つであり、リプロダクティブ・母子・青少年の健康・栄養(RMNCAH+N)の取組みを支援する重要性を信じています。

 RMNCAH+Nは、「誰一人取り残さない」社会を目標とするSDGsのうち、ゴール3である「あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する」ことの一部です。しかし、この進捗は大きく遅れており、2030年までのユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の達成に向けて歩みを加速するために、世界にとって本当に重要なことは何かを議論する必要があります。

 グローバル・ファイナンシング・ファシリティ(GFF)は世界銀行内に設立され、36の支援対象国と連携して、RMNCAH+Nの改善に貢献してきた資金調達プラットフォームであり、私たちは、日本政府がGFFと協力してRMNCAH+Nのためにさらに積極的に貢献することを求めます。

  1. リプロダクティブ・母子・青少年の健康・栄養(RMNCAH+N)に投資する緊急の必要性を認識する。

  2. グローバル・ファイナンシング・ファシリティ(GFF)への投資は、日本にとって最善の投資の一つであることを理解する。

  3. GFFと協力することにより、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)への投資の費用対効果と世界的かつ社会的インパクトを最大化する。

私たちの想い

#DeliverTheFuture Champions

低・中所得国のRMNCAH+Nの現状

RMNCAH+Nは、現在、かつてないほど大きな危機にさらされています。ここ数年、世界の関心は、COVID-19、戦争、気候変動、食料危機などに向けられ、RMNCAH+Nの優先順位は下がっています。

 世界的な食料・栄養危機の影響を最も受けている12カ国では、急性栄養失調に苦しむ妊娠中・授乳中の10代の少女と女性の数が、2020年の550万人から690万人へと、25%も急増しました(UNICEF、2023年)。貧しい地域に住む恵まれない子どもや思春期の少女や女性の状況は、これまでより悪化しており、栄養不良や貧血の危険にさらされています。さらに問題なのは、こうした栄養不良は世代を超えて受け継がれてしまうことです。

私たちが取り組みたいこと:GFFを通じたRMNCAH+Nへの投資

GFFを通じたRMNCAH+Nへの投資の社会的インパクトと触媒効果

RMNCAH+Nへの投資により、大きな社会的インパクトを生み出すことができます。母子への1ドルの投資は、4~35ドルの経済的リターンをもたらします(世界銀行, 2017)。

女性、子ども、青少年のための投資を5年以上実施しているGFFのパートナー国の71%が、分娩の補助、妊娠・新生児のヘルスケア、小児への予防接種など、必要不可欠なヘルスケア全体の改善を報告しているのに対し、3年未満しか実施していない国では改善を報告している国は43%にとどまり、継続的なRMNCAH+Nへの投資の重要性が分かります(GFF、2022年)。

GFFは、世界中の36の支援対象国と連携してRMNCAH+Nの改善に取り組んでおり、これはUHCの達成に向けた各国での強靭かつ公平な保健システムの強化に貢献するものです。また、仮に日本を始めとする各国がGFFに合計で8億ドルを追加投資した場合、それを触媒に最大約205億ドルRMNCAH+Nへの投資に動員することができます(GFF、2023年)。GFFへの資金拠出により効果的な投資が可能となるのです。

Take Action

​キャンペーン参加方法

​ユースの賛同

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Our Supporters

最後に、私たちは、G7広島サミットおよびG7長崎保健大臣会合の成果とG7首脳による「G7 UHCグローバル・プラン」へのコミットメントを歓迎し、すべてのG7首脳が広島および長崎でのコミットメントを実行することを期待します。また、2021年に日本が東京で開催した栄養サミットの成果を2024年のパリでの栄養サミットに引き継がれることが重要です。日本がRMNCAH+Nの分野で世界のイニシアチブをとることを期待します。UHCへの投資拡大は、協力、連帯、人間性に対する価値ある画期的な投資として歴史に残るものです。

国際社会と協力してRMNCAH+Nに持続可能な投資を行うことで、すべての個人の権利と幸福が支持され、すべての若者がその可能性を最大限に発揮できる世界を築くことができます。-全文ダウンロードはこちら-

Youth Solidarity

​ユースの声を届けよう

日本のリーダーへの要望

 以上により、私たち若者は、SDGのゴール3の一部であるRMNCAH+Nを改善するために、日本のリーダーが日本政府の「グローバルヘルス戦略」にしたがって以下の行動をとることを求めます。

 

  1. 現在のRMNCAH+Nの緊急事態と、世界的な協力を強化してRMNCAH+Nに投資する緊急の必要性を認識する。

  2. GFFの支援対象国におけるRMNCAH+Nへの予算増加のためにGFFに投資することは、現在と将来の日本にとって最善の投資の一つであり、単なる寄付とみなされるべきではないことを理解する。むしろ、このような投資は、十分な栄養、包括的な保健教育、研究開発能力を含む支援を共有することを通じて、日本のRMNCAH+Nに関する人材・能力を向上させることで、世界的な共通の利益だけでなく、日本の国益にも寄与するものである。

  3. GFFと協力することにより、日本政府が「グローバルヘルス戦略」で重視するUHC関連プロジェクトへの投資の費用対効果と世界的かつ社会的インパクトを最大化する。今年9月の国連UHCハイレベル会合に向けたモーメンタムの高まりに合わせて、UHCの基盤の一つであるRMNCAH+Nに取り組むことが重要である。

私たち若者が声を

上げる理由

 妊娠中の健康は、赤ちゃんと子どもたちの発育と生涯にわたる健康に影響するため、親となる世代と次世代にとって不可欠のものです。

 また、RMNCAH+Nは、すべての人々が質の高い保健サービスを経済的に負担できる範囲で享受することを目指すUHCの「入口」にもなる分野であり、この改善はUHCを底上げするものです。これはパンデミックの予防にもつながり、低・中所得国の若者だけでなく、日本の若者にとっても重要です。

 RMNCAH+Nへの取組みをさらに進めていくためには、自らもRMNCAH+Nの当事者の世代であり、低・中所得国の同世代とともに、これからの世界を作っていく主役である若者の役割がこれまで以上に重要です。私たち若者には、この問題に対して声を上げ、日本のリーダーが正しい決定を下すように求める責任があります。

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